Androidアプリ開発の第一歩 Xamarinってなんだ?
ようこそ、Android開発に興味をもってこのページへ辿りつかれた方へ。この記事はAndroid開発を1からはじめようとする人向けに執筆しています。
いつかPlay Storeに自作アプリを掲載して一山当てたい!(金銭的にウハウハな夢を見ている人や、1000万ダウンロードになりたい!と目指す人など…一山の価値観もそれぞれですが)そんな人達が、どうやって1から作るの?というところから読んでわかるサイトです。
スマホアプリの特徴
スマホアプリは大きく分類して、ネイティブアプリ と Webアプリ、 Java アプリ が存在します。① ネイティブアプリ とは
- 演算処理をネットワーク上のサーバーで行う。
- 端末はもっぱら入出力のみ。
- インターネットに接続できるネットワーク環境が必要。
- 通信障害やサーバー側の不具合によって利用を影響される。
② Web アプリ とは
- 端末で演算処理も入出力も行う。(処理性能はスマホに依存する)
- ネットワーク環境を必要としない。
- 低スペックなスマホでは動かないアプリも出てくる。
③ Java アプリ とは
Javaアプリとネイティブアプリとの対比は、携帯電話(フィーチャーフォン)の発展史において話題に上ることが多い。スマートフォンやタブレット型端末などのスマートデバイスでは、ソフトウェア開発キット(SDK)で開発されたアプリをネイティブコードに変換して実行するJavaアプリ型の方式が当たり前となっており、ことさらにJavaアプリとネイティブアプリとを対比することはあまりない。
ちなみに、Android端末などのスマートデバイスのアプリ(モバイルアプリ)において、アプリケーション自体はネイティブアプリでありつつデータの扱いはWebアプリと同様であるような作りのものを「ハイブリッドアプリ」または「ガワネイティブ」などと呼ぶ場合がある。ユーザーインターフェースはレスポンスがよく機能も豊富に、そして情報はクラウド上の豊富なデータを用いてリッチに、というような、両方式のメリットの総取りが期待できる方式として注目されている。
Xamarinとは?
ここ数年前までは、Andoroid アプリ開発と iOS アプリ開発、Windows アプリ開発はまったく別々な開発環境(IDE)を用意して、それぞれのプラットフォームに合わせた画面をデザインしコーディングをしていました。 Android なら Java 言語で Eclipse を IDE とした開発をし、Windows なら C# で Visual Stuido を IDE とした開発をし、iOS なら Mac を用意して… といった具合に、とても手間暇がかかりました。ところが、最近の主流はクロスプラットフォームという一つの IDE を利用して、共通化できる処理はひとまとめにコーディング。各OSごとの微調整を少ししたらあっという間に複数の OS 用アプリが出来上がり!という大変便利な機能が誕生しました。このクロスプラットフォームに Visual Studio 2013 Community は対応しています。
Xamarin はVisual Stuido 2013 Community 上でクロスプラットフォームで実現するためのアドインです。
Xamarin の本家は英語ですが、日本語版にローカライズされたアドインが用意されており、ライセンス販売・コーディング解説を「エクセルソフト」が取り扱っています。
ここからはエクセルソフトで紹介されている Xamarin + Visual Stuido + C# のクロスプラットフォームについて簡単にまとめて紹介します。(参照元:Xamarin)
つぎに Microsoft で掲載されているクロスプラットフォーム、Xamarinに関連したページを紹介します。
こちらはしっかり読むと結構なボリュームになるため、大事な点だけまとめて掲載します。
1.Microsoft おすすめ一覧
Visual Studio に関するおすすめトピック、キャンペーン、イベント、セミナーの情報を掲載しています。2.Visual Studio ではじめる iOS/Android/Windows クロス プラットフォーム アプリ開発
Visual Stuido で Android, iOS の開発ができることを紹介しています。HTML と JacaScript で開発をする Cordva (コルドバ)アドインと、C# で開発をする Xamarin アドインの2種類を紹介。 今回は Cordva については触れません。
3.【無償版】Visual Studio の活用法
Visual Stuido Community と Visual Stuido Express の違いについて表にまとめて解説しています。4.C#/.NET で iOS/Android/Windows Phone アプリ開発
無料の試用版 Xamarin for Business を使って、Xamarin のインストールから実行、デバッグまでの流れを簡単に紹介しています。だいたいの開発の流れがわかると思います。
Xamarin.Android をインストールする手順
Xamarin のインストールはエクセルソフトで紹介されています。Windows に Xamarin.Android をインストールする手順
Xamarin のダウンロード ⇒ インストール ⇒ Xamarin Stuido の設定 ⇒ Visual Stuido の設定 ⇒ エミュレータの設定 と進みます。
「新しいVirtual Device を作成」まで終わったら、Xamarinの開発環境は90%完成です。すぐにVisual Studio を起動して開発をすることもできます。
………しかし、あなたは標準の Android エミュレータの遅さにイライラすること間違いなしです。
次回は、高速なエミュレータ「Genymotion Emulator」のインストールを紹介します。お疲れ様でした。
おしまいに
人気の高いモバイルアプリは Android、iOS、Windows Store と次々に移植され世界中のユーザに広まっていきます クロスプラットフォームは開発者のコーディング時間を短縮させ、よりスムーズに柔軟な開発・保守を可能とさせました。そして、これからの開発者に求められるのはコーディングする力 + α のスキルです。コーディング + デザイン ができる。
コーディング + 魅力的なシナリオを描ける
コーディング + ユーザの求めているものにアンテナを張れる
……といった具合です。チームで開発を進めれば、各々の役割分担を明確に作業に専念できるでしょう。しかし、開発環境の進歩によって一人でも開発が出来る今では + α の力はとても大切です。
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